ローヤルゼリーとハチミツの違い
ローヤルゼリーとハチミツはどちらも蜜蜂が作るものですが、大きな違いがあります。
ローヤルゼリーについてはこちらもご覧ください。http://xn--8-vfutfzadk9he.com/
まずローヤルゼリーは羽化して1週間後の若い働き蜂だけが作ることができる女王蜂の食事です。
羽化して一週間といえば赤ちゃんと考えがちですが、
若い働き蜂とは人間でいうところの17~18歳位の元気のいい新陳代謝も活発な頃です。
そんな働き蜂が花粉を食べ腸で吸収合成された物質を咽頭腺より分泌し、蓄積したものでローヤルゼリーを作り出すのです。
そしてハチミツはというと、働きバチが花から集めてきた花蜜を食べ胃袋で消化して口から巣に戻され熟成蓄積されたもので、これは花粉とともに働き蜂の食べ物になります。
こうしてみるとローヤルゼリーは女王蜂だけが食べることのできる献上品のようですがまさしくその通りです。
女王蜂とは、特別な血筋にあたるものがなるわけではありません。
たまたまローヤルゼリーを食べることに選ばれた蜂の幼虫が女王蜂として成長して、食べ続けるのです。
それだけで体の大きさや寿命の長さなどが大きく変わります。
そして味の方ですが、ハチミツはとても甘くて砂糖の代わりになるようなものであるのに対して
ローヤルゼリーの方はなかなか独特な酸味が効いた味がします。
おまけに甘いものと一緒に摂るとビタミンB1が消耗されてしまいますので同じ蜜蜂が作ったものであっても混ぜることはできません。
なによりも栄養素や効能などは大きく違います。
まずは糖分ですがハチミツは糖質を80%前後含んでいるのに対して
ローヤルゼリーは糖質を10%程度しか含まれていませんが、
その分ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
ハチミツはその糖質からも分かるように天然の甘味料でありエネルギー源ともなります。
ローヤルゼリーは反対にコレステロールなどを下げる生活習慣病を予防したり、改善したりする効果があり、体の機能を調整する「機能性食品」として認められています。